仙ノ倉山山頂からの360度の眺望に大満足 (平標山・仙ノ倉山 2015.6.10)

平標山(たいらっぴょうやま)は花の百名山のひとつだ。以前訪れた時は紅葉時期だったので、今回初めて花の時期に登山。前々日に関東甲信の梅雨入りが発表されたばかりだが、今日は好天の予報。(実は花だけの撮影なら曇りでも良いが背景に雪を頂いた山を配置できたほうが更にいいと思うようになり晴天を待つことに。)いつものように(?)前日に決め、晴れが期待できる午前の早い時刻に山頂(標高1984mの平標山より高い標高2026mの仙ノ倉山山頂)に立てるよう早朝(2時45分)に出発。登山口の駐車場は6時ちょっと過ぎに到着、6時半に歩き始めた。コースも早めに尾根筋に出られる松手山ルートから登り、平元新道を戻ってくる周回ルートとした。これは前回と同じだ。

平標山の山頂に立ったのは10時過ぎ、案の定仙ノ倉山山頂は霧の中。日本海側から次から次と霧が湧いてくるのだ。とりあえず足元のお花畑の撮影に専念し、晴れるチャンスを待つことに。仙ノ倉山に向かうルートの途中のベンチでの昼食も挟んで小一時間過ごしたが一向に晴れてくる気配がなく、ふたりで「早めに下山して温泉でゆっくりしようか」と、平標山方面に引き返しながら振り向いた所あっという間に霧が晴れ、仙ノ倉山山頂はもとより、その向こうに残雪の山々が見えるのだ。急いで仙ノ倉山を目指したのは言うまでもない。山頂からは360度のパノラマ。前回は霧で何も見えなかったのだから、感激もひとしお。
やはりお花畑だけ、よりは眺望も得られるのに越したことはない。山登りの楽しみが倍増することは間違いない。
ということで、今回は梅雨入り後の幸運に恵まれた大満足の山旅だった。

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平標山側から見た仙ノ倉山(山頂は雲に隠れている。この写真撮影の前には霧で登山道も見えない状態の時もあった)

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同仙ノ倉山(山頂はもちろん背後の山まではっきりと見えている)

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仙ノ倉山斜面のお花畑から平標山を振り返る

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仙ノ倉山山頂直下の階段から平標山を眺める。背後右寄りに苗場山も見える

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仙ノ倉山山頂から東方向を眺めると尾瀬や谷川岳も望める(全方位眺められる)

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仙ノ倉山山腹のお花畑(ハクサンイチゲ)

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平標山から平標山乃家に下る途中のダケカンバの造形が目を引く

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同じくダケカンバの造形と雪渓残る仙ノ倉山山腹

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平標山乃家と雪渓残る仙ノ倉山(「想い出とゴミは必ず持ち帰って!」のプレートがいい感じ)

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平標山乃家の鐘と雪渓残る仙ノ倉山

花の撮影などで気がついたこと。お花畑は平標山山頂から仙ノ倉山へのコース沿いに広範囲に広がっている(ハクサンイチゲやハクサンコザクラなどの小群落が散在)が、松手山からのルートでいうと一の肩から平標山山頂に至る、丁度目の前に苗場山が望める斜面のほうがハクサンイチゲの大群落がみごとだった。また、松手山から一の肩に至る登山道沿いにもアカモノ、コイワカガミ、ヨツバシオガマ、平標山から平標山乃家に下る途中でもコイワカガミやミヤマキンバイ、フデリンドウなどが見られた。

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アカモノ

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マイヅルソウを育むブナの古木

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ミヤマキンバイ

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コイワカガミ

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アカモノの蕾

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ミツバオウレン

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ハクサンチドリ

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カラマツソウ

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ヨツバシオガマ(千鳥が向き合っているようでとても可愛い)

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平標山一の肩あたりのお花畑(ハクサンイチゲの大群落)

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ハクサンイチゲ

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ハクサンコザクラ

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ハクサンコザクラ

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ショウジョウバカマ

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フデリンドウ

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ミドリユキザサ

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スダヤクシュ

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ミツバツチグリ

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オオタチツボスミレ



■データ
・コース概要

1-コース概要


・コースタイム
平標山登山口駐車場6:25~鉄塔下7:55~松手山8:30~平標山山頂10:15~ベンチ10:45/11:10(昼食)~仙ノ倉山山頂12:15/12:30~ベンチ13:30/13:45~平標山山頂14:10~平標山乃家14:50~平元新道登山口15:35~登山口駐車場への分岐(山道)16:05~平標山登山口駐車場16:30
行動時間 約10時間

・下山後の入浴
「まんてん星の湯」

◆想い出のお花畑
ハクサンイチゲの大群落について忘れられないのは杁差岳だ。2011年6月15日-16日に訪れた時、無人小屋には僕達だけ。その小屋の前に広がる夕焼けに染まるお花畑。残雪の山々を背にどこまでも広がるお花畑。この時も好天に恵まれた。

◆参考
ともかく詳しい山行記「気ままな男の山歩き」です。ちょうど僕達の翌日に同じコースを歩いています。






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