なんとか間に合ったヒメサユリ~浅草岳(2015.6.24)

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ヒメサユリのピンクが可愛く、しかも「ヒメサユリ・ロード」と呼ばれるほど登山道脇に広範囲に見られる山として「浅草岳」は有名だ。ただ、ヤマレコや先人のブログなどを見ると、南岳から鬼ケ面山を経て貉(むじな)沢カッチあたりまでが「ヒメサユリ・ロード」と呼ぶにふさわしい状況のようだ。ヒメサユリだけを楽しむのであれば、このコースのみ歩けばよいのだが、日本三百名山や新花の百名山に選定されて、晴れれば眺望も抜群の浅草岳の山頂(1585m)も踏みたいと思い山頂までのピストンを計画した。しかしコースタイムは登り5時間とあったので、前夜0時に家を出て車で登山口に向かった身(?)としては、途中のヒメサユリを楽しめたらそこから引き返しても良いと心の底では思っていたのだった。

南岳(1354m)から鬼ケ面山(1465m)まで、確かに多くのヒメサユリが見られたが最盛期が過ぎた花が多かった。例年より1週間から10日も開花時期が早かったようで、ややがっかりした。しかし鬼ケ面山を過ぎたあたりから初々しさの残る(?)花が増え始め、なんとか間に合った、と安堵した。しかし北岳付近まで来たところでその先の登山道を眺めると、ここまで以上にアップダウンがきついように見え、またそこから眺める浅草岳の山頂付近は移動してくる雲に隠れそうになっているのだ。遠くの空には積乱雲も発達してきているし、ここらで引き返したほうが良いと決断して戻りながら振り返ると、なんと浅草岳の山頂の雲は晴れてきていたのだ~。見事な眺望を逸した残念さもあったが、アップダウンの連続と、片側が崖の狭い道を戻ることの不安のほうが今回は優ったのだった。
次回は最短時間(2時間半足らず)で山頂に立てるネズモチ平コースで、という選択もあるし、と慰める結果に(笑)

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鬼ケ面山~北岳間で。

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鬼ケ面山~北岳間で。背後は浅草岳。

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鬼ケ面山~北岳間で。最もヒメサユリ・ロードらしい景観。

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南岳の東壁を鬼ケ面山側から見る。

その他の花達も豊富な山だった。

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タムシバ。南岳への登り途中で。

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サンカヨウ。南岳への登り途中で。

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ウラジロヨウラク。南岳~鬼ケ面山間で。

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ギボウシ。北岳~鬼ケ面山間で。

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まだ蕾のアザミだが、あまりに色鮮やかなので。北岳~鬼ケ面山間で。

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タムシバ。すっかり夏雲だ。南岳を後にして下山途中。

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チゴユリ。南岳を後にして下山途中。

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タチシオデ。南岳を後にして下山途中。新芽は山菜として食べられる。

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ミヤマガマズミか(?)。南岳を後にして下山途中。

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コケイラン。南岳を後にして下山途中。

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サギゴケ。南岳を後にして下山途中。



■データ
・コース概要
※貉(むじな)沢カッチ以降浅草岳まで往復の計画だったが時間切れ(スタミナ切れ?)のため途中、北岳付近で折り返した。
コース概要(浅草岳)

・コースタイム
六十里越(ろくじゅうりごえ)登山口(6:40)…六十里峠(7:05)…マイクロ中継局(7:40))…吹峠分岐(8:05)…南岳(9:00)…鬼ケ面(おにがつら)山(9:50)…北岳(10:20/10:45)…鬼ケ面山(11:45)…南岳(13:00)…吹峠分岐(13:45)…マイクロ中継局(14:10)…六十里越登山口(14:55)
行動時間 8時間

・下山後の温泉
翌日の登山予定地(岩手県 焼石岳)に向かう途中にある「早戸温泉つるの湯」を利用。古くからの湯治湯で宿泊も日帰り入浴もできるところ。もちろん源泉掛け流し、泉質はとても良かった。(3時間 500円)六十里越登山口駐車場から60km、1時間半。
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