石楠花とブナの新緑に癒された天城山縦走(2017.5.19)

天城山は百名山の一つでもあり、また歩きやすい山だ。ということでいずれ登るつもりだったが、せっかくなら石楠花の美しい時期にと、開花状況と天気予報をチェックして出かけた。

この山の石楠花はアマギシャクナゲ(天城石楠花)と言って伊豆半島の固有種だ。
アズマシャクナゲ(東石楠花)の変種で花冠は東石楠花は5裂するのに対し、6裂ー7裂で、色は淡紅紫色、紅紫色、稀に白色もあり、樹高は6-7m。
今回はまだつぼみのも多かったので、あと2~3日後がベストかも知れない。
縦走路上では石楠立(はなたて)から万三郎岳の間で群生が見られる。

トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)も何か所かで見られたが殆どがまだつぼみだった。ミツバツツジの仲間で、アマギツツジ(天城躑躅)という固有種もあるが花期は6-7月でまだつぼみも見られなかった。樹高が3-6mとツツジにしては高く、葉が3枚先に開きその後花が咲く。花弁は深く5裂し朱赤色の4-5cmのロート状の花をつける。絶滅危惧種IB類(EN)だそうだ。
このほかアセビ(馬酔木)、ヒメシャラ(姫沙羅)、ブナ(橅)の原生林もこの縦走路では美しく印象的だ。

百名山は78座目となる。

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つぼみは赤色が濃いが、開花によって薄いピンクになっていくようだ

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アセビは全般的には盛りは過ぎていたが、丁度日が照ってきたところで明るい緑を背景に咲き誇っている一本を見つけた

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午前中霧がかかって幻想的な雰囲気を醸し出していた

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オオカメノキの白い花もその清楚な感じが際立っていた

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ヘビブナに対してタコブナとでも名付けたいような感じ

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トウゴクミツバツツジはまだつぼみのものがほとんどだったが

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展望台から八丁池を見下ろす。休憩所のあった(倒壊の危険があるらしく使用禁止になっていた)ところで休んでいる人たちが見える

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ヒメシャラも大木が多い


■コース概要とコースタイム

天城山縦走登山口9:00~万二郎岳10:00~石楠立(はなたて)10:45~(石楠花の撮影で通常のコースタイムの2倍かかる)~万三郎岳11:55/12:05(遅れを取り戻すべく最短の昼食)~万三郎岳下分岐点(石楠花コースと縦走コースの分岐)12:10~小岳(こたけ)12:30~ヘビブナ12:40~戸塚峠13:05~白田(しらた)峠13:25~八丁池14:10~展望台14:25/14:30(休憩)~藤ヶ沢歩道(崩落で通行止め)分岐15:30~向(むかい)峠15:50~天城峠16:20~旧天城トンネル脇の休憩所16:30/16:40(休憩)~天城峠バス停16:50

行動時間 7時間50分


ハイキングマップ map_amagijyuso_01






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