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越百(こすも)山・南駒ヶ岳 日帰り(2010.8.26)

 今回は8月26日の越百(こすも)山南駒ヶ岳 日帰り登山を振り返る。このルートは通常(?)なら、山小屋に一泊するべきだが、ネットで事前調査してみると結構日帰りしているひとたちがいる。ということで、珍しく(というより、初めて!)僕の方から日帰りを提案。

■2010年8月26日(木曜日)
 
 前日(25日)夕方5時半に自宅を出発。中央道談合坂SAで遅めの夕食。諏訪湖SAで車中仮眠3時間。伊那ICで高速を降りて道の駅「おおくわ」で、更に2時間仮眠。道の駅での前夜車中泊(今回は当日早朝の仮眠だが)は、最近よくやる「手」。なぜなら、道の駅は24時間空いていて、トイレもきれいだから。伊奈川ダムの先、登山口手前の駐車場に5時半前に到着。すぐ今朝沢(けさざわ)林道を登り始める。登山道らしい道を登り始めたのは6時15分。越百山頂到着は4時間後だった。仙涯嶺(せんがいれい)を経由し、南駒ヶ岳山頂には3時間後の13時半到着。ここから下山ルート3時間半。ただ、この時間は下山口(逆ルートでは当然だが登山口)までで、僕たちの車が待ってる駐車場は、さらに1時間強林道を歩かなくてはならない。結局駐車場到着は18時20分。

 総行動時間は13時間近く要したことになる。最近にはない長時間だ。正直バテバテ。最大の反省点は飲料水を4リットル持ち上げたことだろう。この重さでザック全体では10Kgを超えていたにもかかわらず、最初からパートナーのスピードに付いて行こうとしたことで、前半飛ばしすぎた(?)こと。それでも、越百山頂【下の写真】
IMG_2544.jpg

到着はパートナーより45分も遅れた。山頂1時間手前の越百小屋到着時点ですでに疲れを感じていたほどだったから、「前半に実力以上のことをやるとバテる」というパートナーの言葉通りの結果となった。…しかし、よく考えると(考えなくても!)、実力以上のことをやってバテるのは前半に限ったことではないよなぁ…。やっぱり実力を付けるしかないかぁ…。越百山から仙涯嶺への稜線の岩場で、初めての経験、後ろ向きのまま転倒。右ひざをすりむいた。このとき、はいていたスパッツも破れ、メガネと登山帽は吹っ飛び、メガネのレンズは幸い無事だったが、つるが外側に曲がって開いてしまった。一応、耳にひっかけることはできたので助かった。何よりザックが背中を保護してくれたし、後頭部を岩にぶつけることからも守ってくれたのはラッキーだった。一歩間違えばあの世行きだったかも。

 このコースの核心部ともいえる、南駒ヶ岳山頂手前の崖をトラバースして【下の写真】、
IMG_2560.jpg

ほどなく南駒ヶ岳山頂に到着。晴れていれば360度の展望が楽しめるところのはずだが、山の午後はいつも雲に覆われることが多く、この日もそうだったし、暗くならないうちに駐車場に戻るためにも、グズグズしているわけにはいかない。このあとの下山コースも、再び訪れたいとは決して思わない、僕の苦手なコースだった。大岩のゴロゴロ続くところは、岩の隙間に滑り落ちたら、自力では登ってこれないのでは?と思う個所も多かったし、石灰岩の岩屑で滑りやすい所もある。踏み跡に続いて登ったら、実はコースアウトしていたことも。結構みんなルートを間違えているということだ。これを引き返さずに直登で戻ったのも、危険な行為だった。
 
下山の6合目の標識あたりから、右ひざに違和感が生じ、4合目(下山口)まで40分の標識あたりからは、ほとんどストックで(つまり、腕の力で)降りていく感じだった。久しぶりに膝に来た!という感じ。途中何度も僕の到着を待って休憩を繰り返してくれたとのことだが、パートナーの到着より30分以上遅れて、ようやく登山口に到着。まだ、空は明るさが残っていて、ともかく無事帰還(?)を祝った!
 木曽町の国民宿舎「清雲荘」の別棟の木曽駒「天神温泉」に入浴。少し疲れも取れたところで、諏訪湖SAまで運転して、そこで仮眠。帰宅は27日の3時過ぎとなった。やれやれ。
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Theme: 山の風景 - Genre: 写真

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